ポリエステルのブログ

毎晩見る夢が私の先生です。

自分を基準にすることの間違い

自分を基準にすると、突出したものは特別に見える。
歌舞伎役者になるのが当たり前の家。
代々プロバレエダンサーになる家系。
それは特別なのではない。何を当たり前として見ているかの違い。

私が学んでいる系列は、時折「一般の人の手の届かない難しいもの」と思われる。
どこを基準にして見るかによって、リアリティは変わってくる。
いま自分のいる世界が普通で、向こうは特別だと思うのか、
向こうが普通で、自分のいる位置は何かおかしいかもしれないと思うのか。

私は向こうが基準だと思って生きてきた。
特別な世界と思って諦めるのではなく、普通だと思って取り組む。
それは、大人になってからバレエダンサーを目指すのは当たり前だと見ているようなもの。
そのほうが、上達するに違いない。
環境は変えられないのではなく、考え方を変えることで変質する。